私の出不精は、父親譲りなんだろうか。
…いや、父ほどではないのだけれど。
私は、なかなかの出不精だ。
見たい映画があっても、テレビで観られるまで待つ。
行列のできる店にはまず行かないし、
イベントやお祭りも、
よほどの理由がない限り足を運ばない。
家族や友人に誘われれば、
「じゃあ、ちょっと行ってみようか」
という気分になるけれど
という気分になるけれど
自分から「行きたい!」と、
興味を持つことが、あまりない。
興味を持つことが、あまりない。
そんな自分を感じるたび、ふと昔のことを思い出す。
珍しく家族が集まったある日のこと。
その場の流れで、母が突然、
「ボーリング行こや!」と言い出した。
そんなことを母が言うのは珍しくて、
その場の空気がふわっと盛り上がったのだけど、
父は真顔でこう言った。
「そんなんは前もって言うてくれんと困る。わしは行かん」
一瞬でその場の空気が冷える。
でも、母のボーリング熱は冷めない。
父を残して出かけ、ちゃんと盛り上がったのだけれど。
自分の出不精を自覚すると、
あの時の父を思い出し、父譲りかもな…と、思うのだ。
出不精ということもあってか、
私は昔から、家の中を快適にすることに力を注いできた。
外に“癒やし”を求めるより、
家に帰ってきたとき、
「はぁ……落ち着く」と思える空間のほうが
私には大事だった。
お風呂もそのひとつ。
温泉は好きなんだけど、
出不精ゆえに頻繁には行かないから
家のお風呂を温泉に近づけたいのだ。
そこで欠かせないのが、エプソムソルト。

名前に“ソルト”とついているけれど、
塩ではなく「硫酸マグネシウム」という成分で、
体をじんわり温めたり、汗をかきやすくなったり、
湯上がり後もぽかぽかが続きやすい。
身体の力がふわっと抜けてほぐれる感じすらしてくる。
「今日も無事に終わったなぁ」と、気持ちまでゆるむ。

久しぶりに10kgサイズを買ったら、
付属のスプーンが計量カップに変わっていた。
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これは便利。
何度もすくわなくて済む。
…とはいえ、実は我が家、
米びつをエプソムソルトの容器にしている。

そこについていた計量カップが使いやすくて、
今はそれを愛用している。
なので、新しいカップは今のところ出番はないけれど
別の場所で使えそうだ。
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ちなみに、香り付きのエプソムソルトもあるんだけど、
私はお気に入りのオイルの香りを使いたいので、無香料派。

湯気の中に、ふわっと漂っている好きな香りを
吸い込む瞬間がたまらない。
吸い込む瞬間がたまらない。
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などといいつつ…。
正直、お風呂に入ることが面倒だと思う日がある。
正直、お風呂に入ることが面倒だと思う日がある。
お風呂に浸かるのは好きなんだけど、
あまりにも多い髪を洗うのが面倒で、
「今日はもういいかな…」と、思ってしまう。
入ってしまえば、最高に気持ちいいのに。
だから
「今日はお風呂やめようかなぁ」とブツブツ言いながら
また別の自分が自動給湯のボタンを押す。
お、押してしまった。
お、押してしまった。
そして私はおとなしくお風呂に入るのだ。
湯船に浸かりながら、
kindleで読書するのが習慣なのだけれど、
この頃はもう、眠くて眠くて。
気づいたら、うとうとしている。
「春眠暁を覚えず」って、こういうことなんだろうか。
お、溺れないようにしないとな。
今日もいい天気。
…というか、暑くなりそうだ。
いい汗をかいて、
夜のお風呂を楽しみに、一日を過ごそう。












