4月の中ごろ。
友人が、高知の四万十川までドライブに連れて行ってくれた。
その日は、よく晴れていて、
窓を少し開けたくなるような、ちょうどいい風。
まさにドライブ日和だった。
山道には、桜の季節を終えたあとの景色が広がっていて、
やわらかな緑が、目にやさしく沁みてくる。
桜の満開ももちろん好きだけど、
そのあとにやってくるこの新緑の季節も、同じくらい好きだなと思う。
そういえば前日、テレビをつけたら、
たまたま四万十川が特集されていた。
そのときにも取り上げられていた沈下橋。
画面で見た沈下橋が、
今、目の前にある。
増水したときには水の中に沈むように設計された橋で、
欄干がないのは、流木や土砂が橋を破壊するのを防ぐため。
清々しい風に、心地よい川の水音。
向こう岸までスッと続く、シンプルな橋に潔さを感じる。
そんな景色の中を走っていると、
遠くに、なにかが揺れているのが見えた。
「あれ…なんだろ?」
少しずつ近づいていく。
そして。
「おーーー!こいのぼりか!」
川の上を渡るように並んだ、たくさんのこいのぼり。
風に乗って、気持ちよさそうに泳いでいる。
「こいのぼりの川渡し」というもので、
「こどもたちの望みをかなえてやりたい」という思いから、
昭和49年に始まったのだそう。
最初は50匹だったのが、今では500匹。
見上げると、思わず声が出てしまうような、圧巻の景色だった。
5月5日、こどもの日といえば。
子どものころ、祖母に連れられて
デパートのレストランに行ったことを思い出す。
あのときだけの特別だった、お子様ランチ。
小さな旗が立っていたりして、それだけでうれしかった。
そんなことをふと思い出した。
そんなことをふと思い出した。
あの頃の私は、
祖母とどんな会話をしていたんだろう。
祖母にとって私は、かわいい孫だったのか。
それとも、口答えばかりする、ちょっと生意気な孫だったのか。
私の娘が生まれてすぐ、
私は働かざるを得なかった。
仕事の日には、生後半年くらいから1歳ごろまで、
祖母がずっと面倒を見てくれていた。
連れて行くたびに、本当にうれしそうにしてくれて
たくさん、かわいがってくれていたのに。
祖母のがんが見つかって、
それからはもう、ひ孫の世話はできなくなった。
祖母が知っている娘は、1歳までの姿だけ。
もし今の、すっかり大人になって、
仕事までしている娘を見たら、どんな顔をするだろう。
きっと驚くだろうな、と思いながら。
でも、どこかで見てくれている気もする。
空を見上げると、
風に乗って泳ぐ、たくさんのこいのぼり。
すべての“こどもたち”が、
健やかに成長できますように。
そして、それぞれの未来に、
ちゃんと希望がありますように。
四万十川からの帰り道、
窓の外には、広がる自然。
食事をしながら、その景色をゆっくり味わう。
こんな休日を過ごせることにも、感謝だなぁと思う。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
今朝。
洗濯機の柔軟剤の自動投入が空になっていた。
補充をする前に、容器をさっと掃除。
普段は足すだけなんだけど、
新しい詰め替えを開けるタイミングだけ、丸洗いをする。
ほんのひと手間で、とても気持ちがいい。
整った!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
今日も良い天気。
みなさまが安全に、平和に過ごせますように。
良い一日になりますように。




















