人も物も普段見えているのは、ほんの「表面」にすぎない。
本当に大切なのは、その奥にある思いや背景なんだけど、それは目に見えないところにある。
ゆえに、勘違いされたり誤解を招くことがある。

結局、大切なことや思いは「言葉」にしてちゃんと届けたほうがいい。

「そのうち分かってもらえる」じゃなくて、「今、知ってもらう」。
「いつか伝わる」じゃなくて、「今、伝える」。

最近オーディブルで「神様の定食屋」を聴いています。

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現実的にありえそうにないストーリーは、あまり好みではないんですけどね。
これは泣きながら聴いて、浄化されています。

神様と会話の場面は、日常でありえない設定。
だけどそれ以外は私たちの日常に起こりえること。

だから登場人物の気持ちが理解できる。
それぞれのストーリーが容易に想像できる。

いつまでも当たり前にそこに居てくれるわけではない。
その日は予期せずやってくる。
どんなに思いを温めていたとしても、ちゃんと言葉にしなきゃ伝わらない。
それはとても、とても切ない。

昨日、4巻を聴き終わって「ロスだわぁ…」と思っていたら、5巻があってとても喜びました。



さて、前回記事に書いたジェリーマスクのパッケージ。



商品を取り出すと、その下にメッセージが書かれていました。

商品の成分や特徴、魅力などが記載されているのではなく。
この商品を手にした人たちが、ここにたどり着くまでに費やしてきた努力へのねぎらいと、それに応えようとする意気込みが書かれていたのです。

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相手には決して知られることのない毎日の膨大な努力を私たちは知っています。

そうなんですよ。
私たちは、簡単に何かを手に入れているわけじゃない。
あえて言葉にすることのない、小さな我慢や頑張りの積み重ねがあってようやく、手にすることができる。

そんな背景に思いを巡らせながら、商品を作り、届けようとしている。

普段は手に取った商品の良し悪しを気にすることはあっても、その向こう側まで気に掛けることがほぼありません。

たかがパッケージ、されどパッケージ。
そこに綴られている言葉を見ながら、この商品に対する心意気を感じたんですよね。

これほどモノがあふれている時代に、それらの向こう側にある思いを感じられるものを選ぶ…というのはなかなか難しいことですが。

愛用してきたこの数年で、メッセージに込められた思いを私は信じられる。

せっかくいただいた商品の良さを、私の語彙力だけでお伝えするのに限界がありますが
せめて私が感じ取った”心意気”も一緒に、書き残しておきたいと思いました。

どうか長く作り続けてくださいますように。





迷いに迷って選んだバターケース

いま使っているものが新居に合わないので買い替え



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