”自由”と言われるのも難しいものです

そうはいってもいざ決めたら「それって人としてどうなの?」と思われるんじゃないかとか
なんらかのジャッジをされるのではないかとか

自分自身のことで迷うことはあまりないけれど、そうでないことは考えがブレます

最近だと、お通夜のこと
あるときまでお通夜というのは、訃報の知らせを受けた日に仕事が終わってから、夜、平服で駆け付ける…という認識だったんですよね。

でも母のときか?
祖母のときだったか?
決められた時間に通夜式が執り行われ、その際に喪服を着て参列すると知ったのです

そして今回の父のとき
会館の方にあらためて聞いてみたところ
「今は自由なので通夜式をされてもいいししなくてもよくて、自由に選ばれてますよ」
と言われました

確かに
葬儀をされない方もいらっしゃれば、お墓も墓石を立てる以外の選択がある
もちろん宗派にもよるのでしょうけれど
通夜式をすることが当たり前ではないというのも納得

ただするものだと決まっていれば迷うことなくそうするけれど、しなくてもいいと言われると考えてしまう
私のことなら「なんにもしなくていいよ」と言うんだけど、父のことだしなぁ

結果、ごく身近な人たちだけでごく簡単なもので…とお願しました
とはいえ終わってみればちゃんとした式になっていましたが
そもそもじっくり考えられる時間は与えられませんしね

これも自分の意志を書き出しておこうと思ったうちのひとつです
私がどうしてほしいか?
その時が来てからでは聞けないのです


遺族としての通夜の日はちょっと長いですね
ごく簡単とはいえ、式もあるし
終わってから父に会いに来てくれる方への対応もある
一緒に会館に泊ってくれる親族もいる
寝るまでずっと食べたり飲んだりしゃべったりしている

ちなみに祖母のときのお通夜は、深夜まで大宴会でした
母曰く「ばあちゃんはみんなと笑って過ごす時間が大好きだったから」と、あちらこちらと席を移動しながら、泣き笑いしていました

なので祖母の時ほどではないけれど、母のときも父のときもちょっとした宴会
これが我が家流

母も父もいなくて私たち姉妹でそれができるかなと思ったけど、親族のおかげでいい時間を過ごせたと思います

というわけで、お通夜の日は割と長時間

会館の方に服装のことも確認しました
通夜式は喪服じゃなくても黒かグレーなら大丈夫と言われたので、黒のワンピースにしました
多くの方に参列していただく通夜式だとしたら、喪主でもあるし喪服にしたかもしれませんが

IMG_6895

なんの飾りもない黒いワンピースに喪服
普段着ることはありません
だけど持っていると「どうしよう」と迷わなくてすむ

最初に喪服を買ったのは祖母の葬儀の時でした
それまでは制服で良かったんですよね

でもその喪服、母の時に着ようとしたらカビだらけになっていました
とても応急処置して着られるような状態ではない
慌てて買いに走りました
そんなことをしている場合ではないくらい、やらなきゃいけないことがたくさんあるのに

だからそれに懲りて、必ず年に1~2回は陰干しするようになりました

IMG_6894

年末にクリーニングに出した喪服とワンピース
年末年始がお休みだったこともあって、昨日ようやく戻ってきました

クリーニング店から受け取ったときのビニールをかぶせたまま保管すると、変色したりカビが生えたり虫食いの原因になることもあるらしい

今回出したお店は不織布×ビニールの袋だったんだけど、これでもダメなんだろうか?
念のためクリーニング店のサイトを見てみたら、Q&Aコーナーに

Q戻ってきた衣類にかかっているビニールは外した方が良い?
Aビニールは運搬用です。必ずビニールをとってからしまいましょう。 ビニールは風を通さないので、衣服にとってよくなく、また、ヤケの原因にもなります。
…と書かれていました
やっぱり外した方がいいんですね

出来る限り着たくない服
だけどいつでも着られるように丁寧に保管しておきます



1クリックの応援をありがとうございます♩
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ