数か月前からオーディブルを聴いています。

どちらかというと読む本と同じく、自己啓発のジャンルが多かったのですが、最近すっかり小説にはまりました。

聴いているのは小川糸さんの本。
小川糸さんは数年前に雑誌の記事で拝見したことがありました。

ご夫婦の暮らしぶりとかお仕事のスタイルとかが書かれていたんですよね。
その様子や言葉がとても穏やかで心地よかった記憶がありました。

なのでオーディブルのおススメに挙がっていた中から小川糸さんの本を選びました。

タイトルの雰囲気で選んだのは「ツバキ文具店」。
文具が好きだからか?引き寄せられました。

朗読は多部未華子ちゃん。
本の内容も面白かったんだけど、声が良かった。
NHKでドラマ化されていたんですね。
知らなかった。

祖母から受け継いだ文具店兼代書屋を営む鳩子の日常が描かれています。
代書を通して人それぞれのさまざまな人生を見せてもらえる。

仮にも毎日ブログで文章を書いている身。
「こういうときどんな風に表現すればいいんだ?」みたいな戸惑いが多々あります。

なので鳩子が代書した手紙の文章の美しさや潔さにすっかり魅了されました。

人に”想い”を伝えるとき、一歩間違えれば誤解が生じる。
そんなつもりじゃなかったのに!ということが起こる。

ましてやLINEと違って、手紙は書いた文字から感情が伝わることもある。

鳩子が代書するとき、筆記用具と紙・そしてどんな字を書くかを選択します。
依頼主の伝えたい意図や想いが、送り主にまっすぐ届くように、じっくりと吟味する。

その描写が毎回楽しみで、気が付いたら虜になっていました。
それだけに1冊聴き終わった後のロス感といったら

NHKオンデマンドでドラマを観ることができるらしい。
んー。
NHKオンデマンドってなんだ?
どうやら月額がいるんですね。

それでも観たいなあ。


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ツバキ文具店 著 小川糸


鳩子のように筆記用具を選べたら素敵だなと思いますが。

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我が家のラインナップはこんな感じ。

ごくごくノーマルなものばかりだけど、どれもそれぞれに書きやすいです。

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はさみやカッター、定規などと一緒に、ざっくりとペン立てに入れています。

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ペン立てにはめているのは祖母の時計。
ゼンマイ式?なので針は動いていません。

先日、整理したときに出してきました。
奥にしまい込んでいるのがもったいなく感じたんですよね。
時計の役割として使うわけではない。
祖母の代わりに私にメッセージを送ってくれているような。
そんな感覚です。

これについてはまたいつかここで書いてみます。



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