思うように体を動かせるありがたさ

先日、お片付けのご依頼で伺ったお客様。

元々はお片付けが好きだったし、お友達を呼んでホームパーティーもされていたとのこと。
なのになぜ片付けられなくなったかというと？

あるとき、荷物を持って階段を降りていたところ、足を踏み外して滑り落ちた際に足にケガをされたのだそう
聞くだけで痛々しい。

手術してリハビリを終え完治するのに数週間。
その間で家のことが思うようにできなくなってしまい…。
気が付いたら自力で片付けられない状況になっていたのだそうです。

気になるけど、
どうにかしたいけど、
体が思うように動かなくて気力が削がれる。

体が元に戻ったとしても、許容範囲を超えた現状に思考停止してしまう。

だけど。
突破口さえ見つかれば手は動きはじめる！

元々お片付けをされていたお客様。
どうりで取捨選択の判断が早いわけです。
いざ作業を始めるとサクサクと空間が広がっていきました。

お部屋の使い道も明確な希望を持っていらっしゃいます。
余白が広がるごとに、理想に近づいている手ごたえを感じられている。
私にはそのように見えました。

大がかりな模様替えを決行して、部屋が整ったらまたホームパーティーを再開したい。
そんなお話を聞いて、私の作業の手もスピードが上がるのでした。

さすが来客をお迎えされるのに慣れていらっしゃる。
私がうかがった日、なんとケーキを焼いてくださっていたのです！



手作りのケーキは甘さが控えめでとても美味しい♩
お気に入りの食器で出していただいたコーヒーとで、優雅なティータイム。

え？
今日、仕事で来たよね⁈

と、思ってしまうようなのどかな時間でした
しかも帰りにそのケーキを手土産で持たせてくださった！

翌日の夜。
作業中のお客様との会話を思い出しながら、ありがたくケーキをいただきました。

食べ終わってフォークを置いたとき。
視界に”揺れる”もの？

なんとお皿の縁でフォークがシーソーしている！



思わず動画撮りました！
動画、貼りつけられない

撮ったあともボーっと見続けてしまうような、心地よいリズムの揺れでした。


話を戻して。

お片付けのときも普段の家事でも。
思わぬところでケガをしてしまいます。

私はケガはあまりしないけれど、よく筋を痛めます。
たったそれだけでも普段の生活がままならず、とても不便。



防ぎようのないこともあるけれど、
できる限り床のモノを減らして足場を広げて、
そしてどうぞ、どうぞ皆さまもお気をつけて！


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