人というのは。

「してはいけない」と禁止するとしたくなる。
そういう生き物だと常々思っているのです。

なので結婚当初、私は夫が”コンパ”とやらに行くことを容認していました。

いくな!と制御すると嘘をついてでも行こうとするのが人間の性。
20代前半のその当時からそういうものだと確信していたので。

元夫は人の輪の中で楽しませる技を持っている人でした。
地味な私がどうしたって手に入れられない魅力です。

私単体では得られない楽しみを、この人と一緒に居たら味わえる。
実際に結婚してからの我が家は、人の出入りが多く、とても楽しい暮らしでした。

そんな環境で育った娘はまったく人見知りしない。
ためらうことなく来客の膝の上に座りにいく。
母の背中に隠れて出てこなかった私の幼少期とは真逆です。

楽しませられる性格を持った夫だからこそ、そんな環境を手に入れることができました。
けれどそれゆえに元夫は人との交流が多い。
そして集まりに声を掛けられることが多い。
なによりそういう場所で過ごす時間が楽しくて仕方ないのですね。

で、冒頭の話。
人は楽しみを禁止すればするほど、それがしたくなる。
我慢するほどに欲が増す。
押さえきれずこっそりするようになる。
そして嘘が増え、それに慣れてしまう。
気が付けば取り返しのつかないことになるのです。

なにがあったというわけではありませんが
私は10代のころからそういう確信を持っていたのです。

なので「朝帰りはしないこと」という約束だけしてもらって、容認していたのです。

もちろん、そんな話を周りの友人たちにしても誰にも理解されませんでした。
私自身はその成果を実感し、確信は変わらないけれど、どうやら特殊?
責任取れないのでおススメはしません

…。
…。
…。

マズイ。
何か言いたいことがあってこの話をし始めたのに、何が言いたいんだっけ?

思い出そうとiPhoneの写真を確認。

あーーーーー!
そうだった、そうだった!!

「カズレーザーと学ぶ」でやっていた「激辛の最新科学!ウマ辛グルメで本当にやせるのか?」の話がしたかったんだ

7月2日に放送されたこの番組の録画をずっと保存しています。

ダイエットといえば制限が多いじゃないですか。
〇〇を食べてはダメ!と言われると、無性に食べたくなるんですよ。

禁止するとしたくなるってやつのひとつです。

だけどこの番組でやっていたのは、しっかり味わえて美味しいのに痩せる!
なんと魅力的な話!

そこでさっそく作ったのが冷製アラビアータ。

番組を見ていたらトントンと調理が進んで行くように編集されているじゃないですか。
だからこれも実際は面倒なんじゃないの?と疑っていたら。
材料も工程もかなりシンプルでした。

この私でもサクッと作れてしまう。

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味付けらしいものは塩ひとつまみだけ。
その代わり唐辛子は4本。

これが激辛ではなく旨辛!
中毒性のあるおいしさなのです。

レシピではトマト缶だけど、たくさんいただいたトマトで作りました。

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こちらは豆乳坦々うどん。
スープは豆乳メインであっさりしているけど、肉みそが旨辛!

気が付けばスープを飲み干しています。

美味しいからまた食べたくなる。
それに材料のお野菜を頂けるんですよね。

だから7月放送だったというのに、まだ全てのレシピを試せていないほど、同じものばかり作ってしまう

この2つがこれだけ美味しいんだから、これら以外も美味しいに違いない。
そろそろ他のも作ってみよう!

ちなみにこれらのレシピは「カズレーザー 旨辛」でググるとたくさん出てきます。

というわけでどっちが本題か分からなくなってきましたが。

普段の暮らしの中で、決意表明するときは「〇〇をしてはいけない」と禁止するのではなく「〇〇をしよう!」にしています。

例えば、
・21時以降は一切食べてはいけない
ではなく、
・21時までは食べていい
といった具合。

同じことなのに、言葉ひとつで気持ち的に大きな差があるのです。

まだまだ癖は抜けませんが、気が付いたところから手直ししています。

まさに昨日の記事のタイトルも「置かない」って言ってますしね。

これからも「〇〇しよう!」で、続けられることを増やしていきます。







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