先日のこと。
イオンモール今治新都市(愛媛)で、スペシャリティコーヒー店が出店するイベントがありました。

娘が「コーヒー豆買ってこようか?」と聞いてくれたので、お言葉に甘えて買ってきてもらいました。

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数日後に友人とそのイベントの話題になったのですが、どうやら長時間並んだらしい。
ってことは娘も並んで買ってきてくれたのか

後日、娘に「けっこう並んだんやね」と聞いたら、「1杯1杯をすごく丁寧に入れてたからかも?」と。

自分のも買う予定だったから!と言ってはいたけど、並んで待つのが苦手な私にとっては感謝倍増

いつものコーヒー以上にありがたく味わったのでした。

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奈良のコーヒーショップ ANY B&B + COFFEEのパッケージには、1枚の手紙が付いていました。

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折ったときにこの位置にくるように。

これを自分で作ることを想像してしまい、どれだけの微調整を重ねて完成したのかとしばし眺めてしまった。

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プロならいとも簡単に配置できるのかもしれないけど。
もしこれを私が作るとしたら、何度も印刷して確認して、またずらして印刷して確認して…を繰り返すわけで。

何事においても”その道のプロ”の仕事は素晴らしい。

中を開けると、コーヒー豆のパッケージだったことを忘れるくらい、しっかりとした文章(手紙)が印刷されていました。

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雑誌でもエッセイのページが好きな私。
こういう文章があるとなにを私に伝えようとしているのか?と興味をそそられるのです。

あなたがこの手紙を詠んでいるという事は、私はもうこの世界に存在しない。
又はあなたの存在している世界に私はいないという事でしょう。
しかし何も心配しないでください。
なぜならこの世界はそもそも存在していないのだから。
このような始まりの手紙。
読み進めていたら

私が居なくなっても私が存在した事は簡単にはなくなりません。
何故なら私がいなかったら、今あなたの手には何もないはずだからです。
あなたがこの手紙を詠んでいるという事が、すでに私の存在意義であり、同時に私に存在意義を与えてくれる唯一の証明のように思えます。

今日は母の命日なのです。

母はこの世界に”無い”存在になったけれど、私がこの世界に”在る”ことそのものが、母の存在意義であり、その証明である。

当たり前のこと、なんですけどね。

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普段は流れていること、流されていることを、ふと立ち止まって想う。
すると小さな灯りがついてじんわりとあたたかくなる。

そんなきっかけを与えてくれた手紙でした。

”無”に帰す不安も恐れもないと言えるほど、充分人生に満足しましたが。
まだこの世界に”在る”間は、その時間を存分に楽しむことにします。



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