ブログ『50代を丁寧に生きる、あんさん流』の中道あんさんから、ご著書をご恵贈いただきました。
『ビバ!還暦 60歳 海外ひとり旅はじめました』
発売と同時にお送りいただいたのに、すっかりレビューが遅くなってしまいました。
あんさん、すみません
ただでさえ、本を読むのに時間がかかる私。
その上、今回は文中で気になった地名や施設をググっては、
「ほ~!こんな素敵なとこなのか!!」
…といちいち本から脱線するもので、読み終えるまでにさらに時間がかかってしまいました。
時間がかかった分、普段とは違う楽しみ方ができました。
タイトルの通り、還暦のご褒美でパリにひとり旅をされた際の記録の1冊。
パリに対してさほど興味を抱いたことのない私ですら、聞き馴染みのあるワードが出てきます。
ただ聞いたことはあってもイメージが出てこないんですよね。
で、気になっては調べて…を繰り返したわけですが。
あんさん、おひとりでパリに。
いやぁ、すごい。
ほら、私って引きこもり気味だから
旅行に行くこと自体、あまりないもので。
行くときは友人から誘ってもらったとき。
必要に迫られて(研修・セミナーなど)ひとりで県外に行くことがあったけど、あの緊張感といったら。
乗り物にちゃんと乗れるか?
会場まで遅れずにたどり着けるか?
食事はどうしよう?
国内ですらこの調子なので、ましてや海外なんて。
でも決してあんさんが余裕で楽しまれたわけではないのです。
ひとりで動ける自由と同時に、旅のガイドブックでは味わえない緊張感が伝わってきました。
なんでしょうね?
勝手に抱いていたあんさんのイメージと違って、ドギマギされる様子に親近感!
あんさんがパリでどんな風に過ごされたのか。
そのためにどんな下準備をされたのか。
訪れた場所、味わったお料理、楽しまれたお買い物、人との出会いややりとりまで、とても細やかに記録されています。
旅行記としても読みごたえはあるのですが、あんさんの本ですから。
それだけでは終わません。
ふいに話しかける相手がいない。
同じ空間にいて共感を求めたり、お願いごとを頼みたいときに相手がいない。
ひとり旅をされたことで、しかも海外に行かれたことで、「ぼっち」であることの解像度があがった、と。
でもあんさんが”ひとり”ですることにも関わらず、おススメ情報をいただいたり、陰で多くの方々の支えがあってパリの旅行を楽しむことができた、とも。
だから孤独を楽しんでも、社会から孤立してはいけない。
その言葉が沁みましたね。
もうひとつ。
年齢も環境も関係ない。
やりたいことを諦めないこと。
自分だけが…とか、留守の間迷惑かけるから…とか。
人は察したり配慮したりして、自分の望みにブレーキを掛けることがとても多いと思う。
でもやってみれば案外勝手な思い込みだったりすることもある。
叶わないと思い込まず、やってみたいことはやり始めてみる。
ちなみに私、こうみえて意外と気になったことは手を出すんです。
例えばTVでキレッキレのダンスをしている人たちを見て、自分も踊れるようになりたい!と思い、お試しでレッスンを受けたことがあります。
あれはたしか40代前半?
さすがに恥ずかしいのでマンツーマンでお願いしました。
高校生の時、いまみたいなダンスじゃなかったけど、踊ってはいたから、教えてもらいさえすれば体は動くだろう…と思ってチャレンジしたら。
あまりにもあまりにも手足が思うように動かず、床に崩れ落ちるほど笑ってダンスにならず
講師の方も笑って付き合ってくれたので良かった。
その一回で諦めがつきました
映画を字幕なしで観れるようになりたいと思えば、英会話のアプリを入れる。
1ヵ月もしないうちに見なくなったけど。
でもまたしばらく経って気になったら、また別のアプリを入れてみたり。
”どうせ〇〇〇”でやらずにいたら、知ることができないのです。
やって知ることができるから、諦めがついてスパッと手放せる。
また、このブログみたいにびっくりするほど長く続けられることに出会える。
人と共同でできることも楽しいけれど、ひとりだとやるタイミングも方法も自由。
そういえば冒頭にイギリスの劇作家、バーナード・ショウの言葉が書かれていました。
ひとりでやることが不安で人に手伝ってもらおうとしたとき、結局周りの意見に流されて進められなかったことがあります。
ちょっと踏ん張ってひとりでやってみれば、失敗したとしてもやらなかった後悔はなかったはず。
そんな過去の経験もあって、あんさんのこの本はとても共感しました。
今できていることは、人から見れば元々できるからやっているように見えるかもしれない。
でも最初からうまくできることなんてないのです。
やったという、進んだという小さな体験のひとつひとつが、自身の内側を育てる。
その体験で得た成功も失敗も、まるごとすべてが養分になっている。
”ひとり”でやることで、その養分の効果は倍増する。
そんな気がします。
人生の後半をどう楽しむか?
あんさんの言葉は、狭まりがちな視野を広げてくれます。
素敵な体験を共有していただいたことに感謝します♩
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビバ!還暦 60歳 海外ひとり旅はじめました
中道あん 著
海外じゃなくても国内だったとしても。
旅行じゃなくて小さな体験だったとしても。
踏み出せずにいた一歩を前にすすめるきっかけになるかも⁉
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読者登録していただけると嬉しいです♩
『ビバ!還暦 60歳 海外ひとり旅はじめました』
発売と同時にお送りいただいたのに、すっかりレビューが遅くなってしまいました。
あんさん、すみません
ただでさえ、本を読むのに時間がかかる私。
その上、今回は文中で気になった地名や施設をググっては、
「ほ~!こんな素敵なとこなのか!!」
…といちいち本から脱線するもので、読み終えるまでにさらに時間がかかってしまいました。
時間がかかった分、普段とは違う楽しみ方ができました。
タイトルの通り、還暦のご褒美でパリにひとり旅をされた際の記録の1冊。
パリに対してさほど興味を抱いたことのない私ですら、聞き馴染みのあるワードが出てきます。
ただ聞いたことはあってもイメージが出てこないんですよね。
で、気になっては調べて…を繰り返したわけですが。
あんさん、おひとりでパリに。
いやぁ、すごい。
ほら、私って引きこもり気味だから
旅行に行くこと自体、あまりないもので。
行くときは友人から誘ってもらったとき。
必要に迫られて(研修・セミナーなど)ひとりで県外に行くことがあったけど、あの緊張感といったら。
乗り物にちゃんと乗れるか?
会場まで遅れずにたどり着けるか?
食事はどうしよう?
国内ですらこの調子なので、ましてや海外なんて。
でも決してあんさんが余裕で楽しまれたわけではないのです。
ひとりで動ける自由と同時に、旅のガイドブックでは味わえない緊張感が伝わってきました。
なんでしょうね?
勝手に抱いていたあんさんのイメージと違って、ドギマギされる様子に親近感!
あんさんがパリでどんな風に過ごされたのか。
そのためにどんな下準備をされたのか。
訪れた場所、味わったお料理、楽しまれたお買い物、人との出会いややりとりまで、とても細やかに記録されています。
旅行記としても読みごたえはあるのですが、あんさんの本ですから。
それだけでは終わません。
将来「ひとり」になることを、解像度高く想像できた体験だったかもひとり旅はいずれ訪れるかもしれない”ひとり”の縮図。
ふいに話しかける相手がいない。
同じ空間にいて共感を求めたり、お願いごとを頼みたいときに相手がいない。
ひとり旅をされたことで、しかも海外に行かれたことで、「ぼっち」であることの解像度があがった、と。
でもあんさんが”ひとり”ですることにも関わらず、おススメ情報をいただいたり、陰で多くの方々の支えがあってパリの旅行を楽しむことができた、とも。
だから孤独を楽しんでも、社会から孤立してはいけない。
その言葉が沁みましたね。
もうひとつ。
年齢も環境も関係ない。
やりたいことを諦めないこと。
自分だけが…とか、留守の間迷惑かけるから…とか。
人は察したり配慮したりして、自分の望みにブレーキを掛けることがとても多いと思う。
でもやってみれば案外勝手な思い込みだったりすることもある。
叶わないと思い込まず、やってみたいことはやり始めてみる。
ちなみに私、こうみえて意外と気になったことは手を出すんです。
例えばTVでキレッキレのダンスをしている人たちを見て、自分も踊れるようになりたい!と思い、お試しでレッスンを受けたことがあります。
あれはたしか40代前半?
さすがに恥ずかしいのでマンツーマンでお願いしました。
高校生の時、いまみたいなダンスじゃなかったけど、踊ってはいたから、教えてもらいさえすれば体は動くだろう…と思ってチャレンジしたら。
あまりにもあまりにも手足が思うように動かず、床に崩れ落ちるほど笑ってダンスにならず
講師の方も笑って付き合ってくれたので良かった。
その一回で諦めがつきました
映画を字幕なしで観れるようになりたいと思えば、英会話のアプリを入れる。
1ヵ月もしないうちに見なくなったけど。
でもまたしばらく経って気になったら、また別のアプリを入れてみたり。
”どうせ〇〇〇”でやらずにいたら、知ることができないのです。
やって知ることができるから、諦めがついてスパッと手放せる。
また、このブログみたいにびっくりするほど長く続けられることに出会える。
人と共同でできることも楽しいけれど、ひとりだとやるタイミングも方法も自由。
そういえば冒頭にイギリスの劇作家、バーナード・ショウの言葉が書かれていました。
自由とは責任を意味する。
だから、たいていの人間は自由を恐れる
ひとりでやることが不安で人に手伝ってもらおうとしたとき、結局周りの意見に流されて進められなかったことがあります。
ちょっと踏ん張ってひとりでやってみれば、失敗したとしてもやらなかった後悔はなかったはず。
そんな過去の経験もあって、あんさんのこの本はとても共感しました。
今できていることは、人から見れば元々できるからやっているように見えるかもしれない。
でも最初からうまくできることなんてないのです。
やったという、進んだという小さな体験のひとつひとつが、自身の内側を育てる。
その体験で得た成功も失敗も、まるごとすべてが養分になっている。
”ひとり”でやることで、その養分の効果は倍増する。
そんな気がします。
いくつになってもどんな可能性があるかはわからない。
ひとり旅というのは、好奇心をくすぐられることで自分に気づきを与えてくれる、自分を成長させてくれる時間なのだ。
それが、海外でなければならないということはない。
どこだっていいのだ。
自分の興味があることを「ひとり」で追いかける。
それだけでも、人生はおもしろくなる。
人生の後半をどう楽しむか?
あんさんの言葉は、狭まりがちな視野を広げてくれます。
素敵な体験を共有していただいたことに感謝します♩
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ビバ!還暦 60歳 海外ひとり旅はじめました
中道あん 著
海外じゃなくても国内だったとしても。
旅行じゃなくて小さな体験だったとしても。
踏み出せずにいた一歩を前にすすめるきっかけになるかも⁉
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