今から30年前の話です。

高卒の18歳で就職し、4年が経ったころに元夫と出会い結婚。
その年に娘を出産をしました。

結婚したら専業主婦になって、家族が帰ってくる場所を守る、妻であり母になるのだと夢を膨らませていました。

ところが、夢の入り口に立った瞬間。
専業主婦という立場にはなれない現実を背負うことになりました。

今思えば、世の中のことなんてなんにも知らない22歳でしたね。

出産後まもなくパートに行き始めたけれど、娘の面倒を見てくれていた祖母が病気に。

やむなく保育園に預けることになり、パートの収入では間に合わなくなりました。

そこで娘が1歳になるころ、私はある職場に正社員として起用していただきました。

生まれてまだ1年しか経っていない子供がいると、残業もできないし、お休みすることも多いだろうからと、たいてい断られました。

なので正社員として雇ってくれたことが、本当にありがたかったんですよね。

だからここで私が子供を理由に甘えたりしたら、私と同じような状況で仕事をせざるを得ない人たちの可能性を絶ってしまうかもしれない。

そんな思いを勝手に背負って、けっこう無茶な働き方をしました。

そして小さな娘との二度と戻ってこない時間を犠牲にしました。
誰のせいでもなく、私の意志。

保育園の連絡帳を絶対に手放さないのは、その感情ゆえです。

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働くママの代表にでもなったつもりで、「職場に甘えてはいけない」という当時の私の思いと行動。

絶対に正しいと強く思い込んでいましたが、振り返れば根本的に間違っていたよなぁ、と思うんですよね。

小さな子供がいても、誇りを持って仕事に励みたい人、家族の未来のために家計を支えたい人。

いろんな事情を抱えたそれぞれの人たちの、大切なものや守りたいものを尊重しながら、長く働き続けられる環境を作ることが大事だったなぁと。

一部分だけ見れば働きやすい時代になったと思います。

だけどこんな時代にならなければ出てこなかった問題も起こる。

ある部分が良くなれば、ある部分に歪が出る。

”皆に良い”が実現するのは、まだまだずっと先なのだろうし、叶うかどうかも分からないけれど。

ここまで押し上げてきた強い人たちに続いて、これからの時代がより良くなるように、小さなことを諦めずにいたい…と、地方の隅っこで思っています。




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