実家の片づけを終えたぐらいから、私自身は比較的平和に暮らせています。

だけど周りでは毎日毎日、いろんな問題が起きています。

様々な問題を見聞きするたびに、人それぞれの価値観に触れ、まったく同じ価値観の人はいないということがよく分かります。

その中でも相性がいい!会話が合う!と思える人とも、価値観が重なり合っているところが多いだけ。
まったくきれいに重なっているわけではないんですよね。

これほどまでに人それぞれ考えが違うのだから、そりゃ問題は起こるわけです。

人様の話を聞きながら、もし私が当事者だったらどうするだろう?と想像すると、別の選択肢を選ぶんですよね。

もちろんその選択の結果は進んでみないと分かりませんが。

ただ、私がこれまで選択してきたことは、世間の常識や正解からずれていることが多々あるという自覚があります。

でも私自身は「これでよかった」と思える選択ができたという自負もあります。

私は頑固者なので自分で考えて決めたいんですよ。
だけどそれを超えて自分ひとりでは抜け出せない課題が降りかかることもあるじゃないですか。

その時に選択の支えになってくれるのは、起きている問題の輪の外側から見えていることを伝えてくれる友人の言葉。

当事者やその直接の関係者とは、問題の輪の内側で見えている範囲のことだけで解決しようとしてしまいます。

でも輪の外側をぐるっと一周すると、内側にいては見えなかった角度を知ることができます。

それはまるでドラマや映画をこちら側からを観ているぐらいの感覚で見える。

すると自分がどう選択して何をすればいいかが明確になる。

しんどいこと、ツラいことをどうにか解決して乗り越えたのに、なぜか同じようなことが繰り返し起こる。

そういう時はたいてい自分にとって最もラクな選択をして、表面上はどうにかなったように見えるだけで、実は根本的な解決にはなっていない。

たとえるなら、伸び放題の草を草刈り機で刈ってしまうのがラクで早いけど、草の根は地中深くまでたくましく残ったまま。
だからまた草が生えてくる、なんなら根が広がって草が増え続ける…というのに似ている。

なんだか前にも同じようなことで悩んだよな…と感じたら、”根”を残す選択をしたということ。

今までとは違う誰かに話を聞いてみるとか、思い切って今までとは違う選択をして、どうにか”根”を取り除かないと、何度も何度も少しずつ種類を変えてやってくる。

そういうことにようやく気付いたは40代になってからでした。

気づいたからといって、100点満点の選択ができるようになるわけではありません。
それでも今の私が比較的平和に暮らせているのは、自分にとって最もラクな”選択の癖”の手放し方を知れたからだと思う。

今日もまた、問題を抱えて苦しんでいる人がいる。

だけどずっと同じところに留まることはなく、時間が流れているのと同時に状況も刻々と変わっていきます。

どうかその苦しみの根を少しでも多く取り除けますように。

そんなことを考えながらふと我が家のグリーンに目をやると…

IMG_1143

すっかり土が乾いていた!

この数日の慌ただしさでまったく気に掛けてあげられなかった…。

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こちらの根はいつまでもたくましく元気でいてくれますように。



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