今年もまた良い本たちに出会いました。

布団に入ってからほんの十数分の読書が、寝付くまでの習慣になっているのですが、その中のある1冊は一気に読んでしまったほど、最初から最後まで揺さぶられました。

その本の名は喜多川泰さんの『運転者 未来を変える過去からの使者』。

なんで俺ばっかりこんな目に遭うんだとこぼさずにはいられないほど、悪いことが続いているひとりの保険営業マンをしている修一。

そこに現れたタクシーの運転手との会話から、日常では気づくことができなかったことに気づかされる体験をしていきます。

修一と自分自身を重ね合わせて読んでしまうほど、誰の身の上にも起こりうる問題や課題。

その現実をどう受け止めるか、どう向き合うかによって、その先の人とのつながりも自分自身の未来さえも変わっていくことを客観的に見せられます。

なんというか小説ながらも1本の映画を観たかのような感覚でした。

その感想を家族や友人に聞いてもらったのですが、あまりの熱の込めようにみんなすぐ買って読んでくれたのです。

友人は娘さんにおススメしてくれました。
妹は「ねえねがすごくいいって教えてくれたよ」と息子(甥っ子)に。

するとミニマリストな甥っ子は「読んだ本はすぐ手放すことにしているけど、これはずっと手元に置いておきたい本だった」と言ってくれたらしい。

ただその本は妹が買って渡したもの。
なので「いつ返してくれるん?」と聞いたら「返すけど読んだらまた返してよ」と言われたそう。

どうやら妹のところには戻ってこないようです。笑

この本をおススメした伯母としては、かわいい甥っ子のお気に入りの1冊に選ばれたことがとても嬉しい♩

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私自身も今年の9月に購入して以来、なんど読み返したか分かりません。
読書ノートも数ページに渡りました。

おそらくこの先もことあるごとに読み返す1冊であることは間違いありません。

なのにこの話をいつか記事にしたいと思いながら、はや数カ月経ちました。
内容が良すぎてまとめられなかったのです。

そして今日もやっぱりまとめられそうにありません

こんな中途半端な情報ではありますが、もしご興味を持っていただけたら読んでみてくださいね。

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著者 喜多川泰さんの講演会が奈良で開かれます。
3年ほど前に講座でお世話になった今井知加さんの今井塾が主催の講演会ということもあり、また動画での参加ができるとのことで申し込みをしました。



もともと出不精の上にコロナ禍も重なりすっかり引きこもっていましたが、どんなお話を伺えるのかとても楽しみです。

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いよいよ2022年が幕を閉じようとしています。
この一年もまた不自由なく恵まれた環境で生かしてもらいました。

本の文中より
いい時代に生まれたなぁ、と思えるとしたら、それはそういう時代に生まれて運が良かったと思うかもしれませんが、どっかからふっと湧いて出た、ラッキーで平和で裕福な時代に生まれ育ったわけではありませんよ。
たくさんの血と汗と涙、そして努力、極論、命が費やされて作れてきたものです。
<あった>ものではなく、命と引き換えに<作られた>ものなのです。
豊かさに埋もれて忘れがちな大切なことを1冊の本から何度も思い出させてもらっています。

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さて、この1年もブログをご覧くださって本当にありがとうございます。

あっという間に過ぎ去っていく一日の中の一瞬に、このブログを開いていただいたことを心から感謝申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください。



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