失敗談の持つ説得力 : *LittleHome* Powered by ライブドアブログ

ずいぶん前に書いたまま下書きに残していた
記事がひとつだけあります。

もし今の私が結婚した当時の私に
アドバイスをするとしたら？という話。

これを書いた当時の私は
どうやらシリーズ化したかったようで
まずはその1として
「独身時代に貯めた貯金の使い方」について
書いていました。

結婚したばかりの頃にさかのぼって
反省を込めて書いているんだけど
何度読み返しても下書きのままに
してしまうんですね。

これを一番伝えたい娘には
一度だけその下書きを
読んでもらったことがあります。

私の過去を見てきた娘には誤解なく
伝えたいことが伝わっていると信じたい。

私はこのテーマに限らず
元夫と私の過去の失敗や反省を
ことあるごとに娘に話してきました。

親が子の前でいい大人でありたい
と思うのは自然なこと。
「親の背中を見て育つ」なんて言葉も
ありますもんね。

自分の経験によって築いた
価値観の中での正論を伝えたくなります。

でも私はできるだけ失敗した話を
伝えてきました。

あくまで私比較ですけど
失敗した話の方が説得力が増すんですよ

実際に失敗談を聞かされて育った娘が
どうなったかというと
今のところ限りなく
良い選択をしていると感じています。
同じ年頃の私と比べたら
よほど娘の決断の方が信頼できます。

それはもともと娘の資質であって
私の失敗談の賜物…でもないでしょうが

話はそれましたが。
結局のところ下書きの内容は
かなり削除しましたが
今の私が結婚した当時の私に
アドバイスするとしたら？

独身時代に自力で貯めた貯金は
いざという時のお守りになる

このお守りがあると
ここぞ！というときに
後悔のない判断ができるし
後悔のない行動に移せる。

そういうことを伝えたい。

一時的なラクを得るために
水が流れていくように使ってしまった
私の後悔と反省は大きかった。

お金のことに限らず
いろんな失敗を重ねたけれど
今の娘の生き方が
私の過去の経験すべてに
価値があったと思わせてくれます。