完ぺきじゃなくていい、中途半端でもいい。

床作業をするために実家に行ってきました。
本当に少しずつ。
1工程ずつ。
勢いで一気に仕上げたい私には珍しい。



思い返せば、元はこの状態の部屋でした。
母と一緒にモノを見直せたのは
ほんの数パーセントだったと思います。

ゆっくりと、ゆっくりと。
足元にあるものから一つずつ。

紙袋一つ分。
ケースひとつだけ。

そうやって少しずつ手を動かしました。



床にあるものが全てなくなったときの
達成感と言ったら！



でも他の部屋の片づけに取り掛かると
またここは一時的に物置になり。



整えたり減らしたり。



その合間に窓の掃除をしたり
網戸を貼り替えたりしながら
ようやく完全に空っぽに。



空っぽにしたらしたで
雨漏りがいつまでたっても解決しなくて。

いったい私はなにを背負っているんだろうと
グルグル迷うことも多かったけど。



何人ものプロの力を頼って



この部屋を活かせる状態にするために
時間をかけて進めてきました。



そしてようやく最後の仕上げ。

YouTubeでなんども予習したけど
慣れている方のようには
スムーズにできないものですね

それはもう手に接着剤をつけながら
しっちゃかめっちゃかになりながら
どうにか貼り終えました。



重なっているところを
カットして貼り合わせる作業が
とても好きなんだけど
ギリギリを攻めすぎて失敗！
ここにきて失敗！

でも境目が分かりにくい柄の
クッションフロアなので
かなり強引に誤魔化して
なんとか仕上げました。



嬉しい！
完璧じゃないけど
それでも嬉しい！

仕上げた、といっても
まだ周りのコーキング？ができていないので
あとちょっと作業は残っているけど
もうここまでくれば大丈夫。

最初の画像が2016年。
翌年に母を見送ってから
何度も泣きながら片づけを続けて4年。

これで実家のすべての部屋が
使えるようになりました。

どこもかしこも
ちょっと雑目な素人作業が垣間見えるけれど
それでもなんとかやってきたもんなぁ。

この部屋、母だったらどんなふうに使っただろう？
完成させるたびによぎる思いです。

ではまた♩


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