先月のセミナーに参加してくださった方から
実家の片づけが気になっているんだけど
親がモノを捨てられないので進まない…
というようなお話を聞きました。

その言葉を聞いて
娘にそんな心配をされるのはつらいなぁ
って思いました。

多くの親が我が子の幸せを願っているはず。
なのにモノを捨てられないことで
我が子に不安を感じさせているって
ことですもんね。

私は私のやりやすい方法を選んだとはいえ
母親の遺品整理に3年もかけてしまったから
娘に同じ思いをさせたくなくて
実家の片づけと並行して
自分のモノの見直しも進めました。

娘にとって限られた人生の時間は
娘自身のために有効に使ってもらいたい。

片づけにかかる負担は
時間だけじゃないですよね。
労力もお金も。
本来自分のことに使えるはずだったものを
親の片づけに充てざるを得なくなるんですよ。

私の後始末に対してのそういう負担を
できる限り娘には負わせたくないなぁ。

ミニマリストになりたいというよりも
シンプルに暮らしたいというよりも
その思いの方が上回っていたから
私は使うモノだけにすることができました。

娘の時間を大切にしたいからこその
整理だったけれど
結果的には私自身の毎日が
快適になっているんですけどね。

でももし。
私がどうしてもモノを手放せなくて
「捨てられない!」という気持ちに
苦しめられるようなら
いっそ潔く持ち続けると思います。
そして捨てられない思いを受け入れて
楽になる代償として
自分に代わってそれらの整理をする家族の
時間と労力を奪わなくてすむように
相応の費用を用意しておきます。

ちなみに…。
このワンルームにあるものを
すべて処分することになったとして
どのくらいの費用がかかるかというと
あくまで私の経験上の予想ですが
20~30万くらいと思っているんですよね。

一応この費用は用意できていて
少ないながらも貯めた貯金の中に
この費用が含まれていることを
娘に伝えてあります。

IMG_5336

我が家でモノのボリュームNo1のキッチン。

IMG_5334

ひとり暮らしだけど
使っているものばかりです。

IMG_5335

こちらはキッチン背面にある収納スペース。
種類も量も多くなる場所ですよね。

モノが少ないように見えて
大型家電があるとひとりで運び出せないから
その分人件費は上がるし
リサイクル料がかかるものもあります。

これだけモノが少なくても
けっこうな費用がかかるんですよね。

もちろん買い取ってもらえるものも
あるだろうけど
その金額は微々たるものですしね。

生きていくということは、
暮らしを楽しむということは、
どうしたってそれなりに道具が必要です。

最低限に絞ったとしても
それはなかなかの量になります。

ならばせめて使わないのに
”しがらみ”だけで置いてあるものは
手放しておこう。

なぜならその”しがらみ”をどれだけ
大切にしたとしてもいざというとき
私自身のことも
後始末をしてもらう家族のことも
助けてはくれませんから。

…って記事を書きながら
また整理したくなりました。

といっても手放すものはないので
すでに作っている
リストの修正をしておこうと思います。


ではまた!


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