家を持つって本当に大変なんですね。
実家に行くたびに考えさせられます。

何が大変って『家の健康を保つ』ことがです。

母が寝室として使っていた部屋。

久々に片づけを始めたころの記事を読み返しました。



我ながらよく頑張ったと思うんだけど、
この頃には想像もしていなかった問題に
直面しているます。

工事前_2751

屋上の防水をしてもらったので、
これで雨漏りは解決だろうと
部屋の内装工事を進めました。

工事後_2779

穴が開いていた天井も、
カビだらけになっていた壁も補修。
断熱材まで入れていただきました。

下準備はOK!

この部屋のことはお友達の
インテリアコーディネーターさんに相談。
初めてプロの塗装屋さんに
お仕事をしてもらうことにしたのです。

元寝室_0087

私のなんちゃって過ぎるDIYとはわけが違います。

パテで凹凸をなくし、さらに表面をならし、

元寝室_0105

壁紙が残っているところは
模様や色が邪魔にならないように下塗り。

ここまで準備をして初めて
希望の色の塗装に入ります。

私だったら絶対に最後まで続かない
細かな作業の連続にかなりの時間を要します。
その上、乾燥させるための時間も必要。

いかに今まで自分のペンキ塗りが
雑で駆け足だったか思い知らされましたよ。

ペンキの色は、
この部屋の光の入り具合や
どんな目的で使うかなどを考慮して
コーディネーターさんが提案してくれました。

その色を伝えられた塗装屋さんが
オーダー通りにペンキを調合してくれる。

この見事な連携によって、
どんな風に変わったかというと…

before
工事前_2751

息を止めたくなるほどだったこの部屋を、

after
元寝室_3279

優しくて穏やかな空間に仕上げていただきました。

立つ場所によって少しずつ色が違って見えるのが
塗装の面白さなのだそう。

まさに。
入り口側からとベランダ側からとでは
雰囲気が違って見えます。

床はクッションフロアの予定なんだけど
まだ敷けていません。

というのも…。

…。
…。

元寝室_3309

ベランダ側のこの一角が塗装できなかったのです。

なんと、作業を始めてくださった頃に
雨漏りが再発してしまったのです。

再発…というよりも
解決していなかったというべきでしょうか?

残念ながら塗装作業は中断。
再度、業者さんに確認してもらうことに。

でもすでに予定が詰まっていらっしゃるので
その確認&工事も8月まで保留になりました。

それまでの応急処置でと
この部屋を塗ってくださった塗装屋さんが
外壁まで見てくれて
コーキングまでしてくださって。

本来のお仕事ではないのに
がっかりしている私を励まそうと
一生懸命なんとかしようとしてくれたんですよ。

だけど、一瞬収まったと思ったら
別のところから雨水が染み出してきて。

雨漏り問題、根深いです。

両親曰く、家を建てたときに
防水工事のことなんて誰も教えてくれなかったと。

意見の合わない2人が同じことを言うので
教えてもらえなかったことは事実だと思います。

でも教えてもらっていたとしても
両親にその費用が捻出できただろうか?

…とも正直思ってしまう。

40年ほど前の話ですしね。
最近お家を建てられた皆様は
ちゃんと説明をしてもらっているだろうし
ネットでいくらでも情報が得られるので
きっと我が実家のような事態に
見舞われることはないと思いますが…。

家を建てる!という夢を叶えられた皆様!

その宝が長く健康でいられるように、
そこに集うご家族が
安心して心地よく過ごせるように、
どうぞ大切になさってくださいね。


応援のクリックをありがとうございます♩
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ


豪雨災害のニュースを見るたび
被害に遭われた皆さまがどれほど
疲弊されていらっしゃることか…と思うと
言葉が見つからず。

雨漏りくらいがなんだ!と
いつまでも記事が書けなかったのですが…
思うことあって投稿しました。

どうか1日でも早く元の生活に戻れますように。