
ここは実家の台所の一角です。
ものの定位置を決めたら、最初に少し自分仕様に動かすけれど、それ以降はほぼ変化することなく維持するのが父。
この数年のやりとりで、父のツボが分かってきた気がする。
ものの量を増やさず、限りなく見える状態にしてさえいれば、あとは勝手にやってくれ!って感じです。
というわけで、私が気になっていたところを勝手にやらせてもらうことにしました。
作業中は一切我関せずの父だけど、どんな風になるのかは楽しみなようで、その準備にはとても協力的です。

収納2つ分の食器を整理してひとつにまとめた時の様子がこちら。
明らかに一人暮らしの父には多すぎる食器。
たまに集まる家族分を計算に入れても多い。
これは私が判断できなかったからなんですよね。
でも無理をせず、まずはひとつに収まる量にしようと決めて選びました。

あれからさらに父にも聞きながら減らしていました。
時間が経てば諦めが付くというか、気持ちが成仏するというか?
不要なものはまだまだあるんですけどね。
そのタイミングはまたやって来るはず。
しばらくはこれで様子見で、さっそく作業です。
この扉は収納になっているところがかわいい。
だけどキャスター付きなのに、めちゃくちゃ重くて動かしにくい。
もうかれこれずっと開け閉めが煩わしく感じていました。
なのでいっそ外します。

古い割にはねじがしっかりしていてスムーズに外せたのが幸いでした。
次は食器の全出し。

折り畳み式のコンテナボックスが役に立ちました。
「使うことなんてないよね?」と一時は処分しようとしたものです。
でも折りたたんでスマートに収納しておけるしで、保留にしておいたんですよね。

コンテナ3つに収まりました。
腰に気を付けながら運びましたよ。
これが20代の頃の模様替えとは違う感覚。

30年超えですからね。
なんの汚れなのか?少々の洗剤では落ちない汚れが染みついています。
しかも、もともとこの収納棚には
・あまり出番のない食器や調理器具
・大小さまざまな空き瓶
・乾物類のストック
・通販?で買った漢方やサプリ
・果実酒数年分
と、さまざまな種類のものを収納していました。
もうそれらのうちのどれ?と特定できないほど、ミックスされた匂いが私には苦痛で。
掃除をして選別した食器だけを入れなおしてから、ずいぶんマシになりました。
でもなんとなく。
実家でグラスを使うときは、一度洗いなおしてからじゃないと飲み物を入れづらい…という感覚がぬぐえなかったんですよ。

掃除してもここまで。
あとはDIYで生まれ変わらせることにします。
と、同時進行でいろいろ手を付けているんだけど、初めてチャレンジしたDIYも!
またそれらも含めてご報告します!



