祖母が使っていた婚礼ダンス。
大きすぎて全体像を撮れてなかったみたい。
どれだけ探してもでてきませんでした。
婚礼ダンス…といっても祖母が買ったのは
この家を建て直したときだったと思うんですよね。
母がまだ小さい頃にシンブルマザーになった祖母。
生活のために必死で仕事して、
成果を上げると妬まれていじめに遭い
それでも愚痴ひとつ言わず
黙々と仕事をした人だと母から聞きました。
経済的なことで周りに頼ることは一切なく
祖母はまさしく女手ひとつで母を育て、
厳しい生活の中からやりくりしてしっかり蓄え
今の実家の土地を自力で買った人です。
ただただ祖母を尊敬する思いから
私はこの実家をどうにかしようと足掻いたんですね。
そうしようとすればするほど
次々と行く手を阻まれるようなことがありました。
困難を乗り越えてこそ得られることも
あるけれど、
まるでそちらに進んではいけない!と
教えられているかのように運べないときがあります。
今回の実家の件がそうでした。
築き上げる役目もあれば、終わらせる役目もある。
終わらせることを最終目的にしたことで
前に進み始めました。
なので私は祖母のタンスを手放します。
たくさん考えて迷って答えを出し
手を動かしてきた今の私は
このタンスを手放しても
祖母に対する尊敬の想いは全く変わらない。
実家の3Fから1Fの軽トラに載せて
クリーンセンターまで運ぶために、
友人に分解してもらいました。
こんな作業ができるのは、
しようと思うのは、
あとどのくらいだろう?
もっと体力・気力があるときは
こんな作業をするなんて考えもしませんでしたね。
祖母の婚礼箪笥は3つ。
・洋服箪笥
・衣装(和)箪笥
・整理箪笥
このうち今回処分したのは整理箪笥です。
手放しきれなかった小物たちを保管する
収納として使っていました。
引出しにも種類別に分けて整理。
本来中に入れるはずのモノとは全く違うけど
まさしく整理箪笥。
最近この中身を引き受けていただいたおかげで
空っぽにできました。
この整理箪笥、
クリーンセンターに
持ち込んだところ、かかった費用は850円。
ものの処分には労力・時間・費用がかかり
そのどれに比重をかけられるか、なんですね。
衣装箪笥の中身も全て出しました。
これらは処分はしていないので
別の部屋へ移動。
引出しを出して空っぽに。
これも昨日解体してもらいました。
ちなみに整理箪笥を動かした向こう側の壁。
悲惨な状態になっていました。
この上の天井は穴が開いてしまっています。
それを隠すために天井にロープを取り付け
カーテンレール代わりにして
布を吊るしているのです。
身長140cmちょっとの小柄な母が
ひとりで脚立に上がり
この作業をしたってことがすごいと思う。
雨漏りしていることに気づいて
隠すことはできたとしても
大きな家具を動かしてどうにかしようという
気力までにはなれなかったんでしょうね。
洋服箪笥も中身を移動して
解体の準備を済ませました。
婚礼家具ってリメイクしてくれるところも
あるようですね。
形を変えて今のライフスタイルに合わせた
家具に生まれ変わらせるというのも素敵です。
タンスを手放した後は
傷んでいるところを補修してもらう予定。
目標としては60歳までの10年間、
幅広い目的で使えるようにしようと
思っているんですよね。
この計画を会った友人たちに話してみると
「えーーー!それ早くして!」と期待も大きく
良い感じに活用できそうです。
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