実家片づけ

これは母の趣味の部屋を片づけている途中の段階。

母が亡くなり私が片づけを始めて
数カ月?経った頃の話だったと思います。

母とも父とも親しくしてくれている方々が
作業中の私に声を掛けてくれました。
「お母さん、こんなにかわいいもの集めて
 すごいね~!」
「これ、ずっと大事に持っておいたらいいよ!」 

母と仲良しだった方なので
きっと母を想って母を偲んで
そのように言ってくださったのだと思います。

でも私は母と同じ熱量でこれらを愛せません。
なので同じくらいの熱量で楽しんでくれる方に
手渡していくことは全く揺るぎません。

同じ方にこうも言われました。

「お父さんもひとりになって寂しいだろうから
 coyukiちゃんが家に帰ってきて
 一緒に住んであげたらいいよ!」

ひとり暮らしになる父を心配して父を思って
言ってくださったのだと思います。

でも私は実家には住みません。
この家から早く出たいと願っていた
あの頃からずっと憧れていた暮らしを
長い長ーい時間をかけて築いてきて
ようやくの今なのです。

昔の私なら、
掛けられた言葉をそのまま受け止めて
持ち続けることや実家に帰ることを考え
決断と自分の気持ちとの差を埋めるために
思い悩んでグズグズとこぼしていたと思います。

だけど今の私は、
言葉を掛けてくださった”想い”に感謝し
その上で私の意志を優先します。

周りからすればちっとも言うことを聞かない
娘なのでしょうが
親に対して冷たい娘に映るのでしょうが
決めたことの結果を人のせいにしないために
私が曲げちゃいけないところなのです。

周りが言ってくださった通りには
できていないけれど、
親とお互いの考えていることや本音を
誤解なく伝えあえるベストな距離感を
作れたと思っています。

これがストレスなく保てているからこそ
私の自由を尊重してくれる父に不自由なことが
起こったときはすぐに駆けつけようと思える。
私にできることは精一杯手伝おうと思える。

あくまで今の私は…なので
これまでにはなかった父との関わりの中で
自然と考え方が変わるかもしれません。

実際に少しずつ実家に対しての頑なな思いも
溶けているようにも感じます。

IMG_8403

父の希望もあって、今月からまた一部屋、
整える下準備に入りました。

この部屋ね…
お見せできない状態のところがあるんですよ。
父的にはどうしてもそこが気になるようで。

まずは婚礼ダンスを手放します。
手放す…というよりも処分ですね。

もし健全な状態なら
なにかしら再利用の手もあるかと思います。
けれど長期間、雨漏りを放置していた影響で
かなり傷んでいるのです。
それを修復する労力や費用をかけるほどの
用途もありません。

片づけはそんな決断ひとつひとつの積み重ね…
ですね。

親の家を片づけることは多くの方々にとっての課題。
私の場合は?…をまとめていただいた1冊はこちら

IEbiyoriのサチさんが読書記録として
記事にしてくださいました。

 

もったいない世代のご両親との片づけ記録から
ご両親と一緒に進める片づけの難しさ、
その先にある快適さを見せていただけます。
また私自身が実家の片づけを通して
多くの方に伝えたいと思うようになった言葉も!

ゆとりあるシンプルな暮らしのユキコさん
著者であるはずの私よりも
分かりやすくまとめてくださっています!



こちらからユキコさんご自身が
ご実家を片づけられた時の記事も拝見できます。
ご実家が遠方にある方にとっても
参考になること間違いなしですよ!
ユキコさんの集中力とスピード感が痛快です。


我が実家の続きは引き続きご報告しますね。

今日も見にきてくださってありがとうございます♪

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