実はこの記事、2013年に作ったまま非公開にしていたものです。
なぜそうしていたのか今となっては思い出せず…。
こうして思い出したのも何かのタイミングだったのかもしれないので
少しだけ”今”を追記しつつUPしてみようと思います。


これは何年か前の誕生日に母からもらったもの。
先日母がこの部屋に来た時に
「あれーーー??お店で見た時にはもっときれかったのになぁ…」と。

…やっぱり??
私もなんだか活かせてない気はしたんだよね。

そこでふと思い出した友人の言葉。
『それが一番素敵に見える向きを考えてあげるんよ』
確かお花の活け方のことを聞いたときの会話だったかと思います。

モノは自分で動けませんもんね。。。
それを活かせるかどうかは手にした私次第なんだと思うと
我が家にやってきたいろんなモノたちのことも
また違った目線で見てあげられるようになったような…。

DSC07842.JPG

毎年飾ってるクリスマスアイテムも
もうちょっと置き方考えてみようかな?

IMG_3173.JPG

先日『北欧、暮らしの道具店』さんでお買い物したときに
一緒に入れてくださっていたポストカードも
すごく素敵で好みだったので飾っておきたいんだけど
その方法を考え中です♪



この後も続きがあるんだけど
インテリアには何の関係もない思い出話だったので
”続きを読む”の方に移しました。



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ここからはただの昔話です。
お暇だったら…読んでください。


高校生の時、私は同級生の彼がいました。
彼のおうちは母子家庭で彼ママはスナックを経営してました。
すっごく勉強熱心な方で子供の教育やしつけも徹底してたし
仕事においてもどんなお客様とも話がスムーズにできるように
毎日必ず新聞を端から端まで読んで出勤する人でした。

遊びに行ったら私の分まで夕飯を用意してくれて
3人で一緒に食べるんだけど
食事の準備も後片付けもなんの遠慮もためらいもなく
私にどんどんさせてくれました。

私の家は小さな居酒屋。
家族で夕飯を一緒に食べるってことがほとんどなかったから
彼の家で”食卓を囲んでいる”という雰囲気がとても新鮮でした。
そうそう!
私がカキフライを食べれるようになったのも彼ママのおかげでした。

とても気さくな方でお店に出勤する前に
お客さまを連れて母の店に来てくれることもしばしば。
母もわりとポンポンものを言う人なので気があったみたいでした。

でもある日のこと。
彼ママが母に
「うちの息子がcoyukiちゃんを教育しよんよー」 と言ったそうで。
彼ママからしたらそれだけ仲良くしてるよ!ってことを
伝えたかったんじゃないかと思うんだけど
うちの母、その時は笑ってやり過ごしたんだけど
後から私に泣きながら言ってきました。
『私はあんたをよその子に教育されないかんような育て方なんてしてない!』
夜の商売をしてる家だから子供のことは放ったらかしなんだろうって思われるのが嫌で
うちの母、すごく厳しかったんです。

母は母のプライドがあったんでしょう。。。
あなたが育てた娘はちゃんとできてないから
うちの息子がいろいろ教えてやってる…みたいに聞こえて
悔しかったらしいです。

結局その彼とは社会人になってしばらくしてからお別れすることになりましたが
それから数年後、母がスーパーで彼ママと偶然会った時に
『coyukiちゃんがお嫁に来てくれたらよかったのに…』
って言われて長年つっかえてたものがスッキリ取れたようだと
母は笑いながら言ってました。

どう考えたって普通の家ではなかったと思います。
母は私にちゃんとした教育をしたつもりみたいだけど
それは門限がどうとか 挨拶がどうとかということであって
家事のいろはや一般的な常識ってのを教わった記憶はない。
そういうのが良く分からないまま結婚してしまったので
生活のいろんなことがずっと手探りだったように思います。

憧れだった専業主婦を諦めざるを得ず
フルタイムで仕事をしながらの家事に育児。
限られた時間の中でなるべく負担を少なくこなせるように”私流”を模索した20年。
この時間で積み重ねてきたことは大事にしたい。
でも今は雑誌や本、ブログを通じて家事のいろいろな常識や方法を知ることができます。
なのでこれからも我が家にとってのベストを探し続け
心地よく暮らせる方法を取り入れながら
その術を娘にも伝えていけたらと思っています。



思い出話にお付き合いくださってありがとうございます(^^♪
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