最近身近な人はもちろんのこと
TVを見ていても
YouTubeを見ていても思うんですけどね。

仕事にしろ趣味にしろ、家事すらも、
好きで楽しんでやっている人の所作が
本当に美しいんですよ。

一方で時間に追われて眉間にシワを寄せて
早く終わらせることだけを目的に
ガツガツやっていた私を客観的に見ると
美しいどころか本当にガサツで…。

でももし家事を好きにはなれずとも
サクッとスマートにこなせるようになりたい!と
目的を持って楽しみながらやっていたとしたら。

娘にも「やらなきゃいけないこと」ではなく
「やってみたい!」と思わせられるような
いい影響を与えられたんじゃないだろうか?

私はちょっとそういうとこあるんだけどなぁ。
かっこいい人のマネしたがる!


分かりやすいのは例えば
ディズニーリゾートのカストーディアル(お掃除)の方々でしょうか?

これほどお掃除という職種が
注目を浴びたことってなかったと思うんですよね。

ゴミを集める、汚れを取る。
その作業がもっともしやすい道具を
軽々と使いこなす技術に颯爽と見える姿勢。

こういう姿を見せられたら、
私もかっこよく掃除できるようになりたい
…と思ってしまう。

そういえば、これとは逆のパターンの話だけど。
上司が「あ~管理職は大変だ。」と
愚痴ばかりこぼして仕事していたら
それを聞いている部下たちは
いい仕事を積み重ねて役職をもらう
ということを目指さなくなる
なんて話を聞いたことがあるんですよね。

好きではないことを好きになるのは
なっかなか難しいことです。

だけどどうあがいても
やらなければならないからこそ
まずはフリだけでも
かっこよくスマートにやってみようかと
思うようになっていました。

動機なんてそんなものだったけれど
意識して少しずつやっていたら
面白い発見があったりするんですよ。

シンク_08221

食器を洗うとき、
洗剤の泡切れを早くするすすぎ方とか。

食器_08222

食器を戻すときに
なるべく音を立てずに済む置き方とか。

はさみ_08223

はさみをなるべく持ち替えずに
取って使って戻せる手の向きだとか。

ひとつひとつはどうでもよさげな
小さなことなんだけど突き詰めていると
結局それが自分史上で一番、
ムダな動きが削がれ
最短でスマートにこなせる方法になっていたのです。

あ、余談だけど。
これは同い年の友人から聞いた話。
家事でも仕事中でも、
バレエ立ち(かかとをつけてつま先を広げる)
お尻を巻き込むように立つように意識していたら
お尻が上がってくるらしいですよ!
もちろん聞いたその日からやっています。

まぁ…いまや私は子育ても終えて
しかも一人暮らしなわけで
家事も自分のためだけに
マイペースにのんびりできる時間が取れる、
ということもあるでしょうが。

忙しさの渦に飲まれて
時短だけに向かっていた気持ちが
穏やかになったものだなぁと
日々のこんな些細なことからも感じています。


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