ありがたいことに。
「すっきりしたお部屋ですね」と
言っていただける機会が増えました。

ここで生活している私自身
とてもすっきりとした気持ちで
過ごせています。

この”すっきり”という言葉。
実は私、過去に失敗してまして…。

まだお片づけの仕事を始めたころでしょうか?
4畳くらいのお部屋をすっきりさせてほしい
と、一任されたのです。

とてもお忙しい方で
そのお部屋の片づけに手が回らないため
自由にやっていいのでとにかく
「すっきり」させてほしいのだと。

そのために必要な収納用品などは
遠慮せず選んで買ってOK。
しかもできればチープなものではなく
できるだけ長く使える丈夫なもので
見栄えがするなら予算は問わない。

なんとまぁ…ありがたい条件なのですが
問題は「すべてを任せられた」こと。

作業をさせていただく当日も
少しお話をしたあと外出されました。

そのお部屋の中に処分できるものは
一切ないことは確認済み。

定位置を決められず
投げ込まれた状態になっているものも
多かったので動線を考慮して配置換え。

またケースのサイズや形が合わないことで
もったいないスペースがあったので
収納ケースの見直し。

限られたスペースの中に
何一つ処分することのないまま
すっきりさせる、というご依頼に対して
できる限りのことはしたつもりでした。

そしてお戻りになられ、
最終確認をしていただいたときに
その方がぽろっとこぼされた言葉。

「あぁ、白になったのかぁ」

当時の私にとってすっきりさせるとは
視界に入るものの種類を少なくすること。
それは色に関しても。

なので私が選んだ収納ケースの色は
白一択…だったんですよね。

でも人によっては
すっきりする色=白とは限らないんですよ。

ちょっとお話したことで
ヒアリングできた気になっていました。

すっきりさせるという自分の感覚を
過信していたんですね。

ちゃんと報酬もいただき、
その上「また近いうちにお食事でも!」とまで
言っていただき、
おそらく総合的には合格点だったのだとは
思いますが…。

私にとっては
その後のお仕事の姿勢を正してもらった
記憶にガツンと残るご依頼でした。

そんな失敗もありましたが、
今の私が思うすっきりとは、
『迷っているものの存在がない状態』
…だと思うんですよね。

部屋_08201

毎晩リセットしてから寝る…ってことを
今はやっていません

これ、娘がいたときはできていたんですよ。
それって娘には気持ちよく
1日をスタートしてもらいたかったから。
そういう思いが寝る前に
ひと頑張りさせてくれていました。

部屋_08202

今はこの状態をリセットすることから
私の1日が始まります。
準備運動みたいなものです。

どんなにものを広げ倒しても
それらは私にとって必要なもので
迷うものがないんですよね。

だから元に戻しさえすれば
”すっきり”するのだと思うのです。

量を減らせば、
色を合わせれば、
形を揃えれば、
”すっきり”は増えていきますが、
その繰り返しの先にある
迷うもの・迷うことがない環境は
すっきり&快適度100%です。

まぁ…快適だからと言って
こんなにダラダラ過ごしていいものだろうか?
なんて言ってる傍から
ソファでゴロン…となるわけですが。

今日はリセットして出かけます。



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