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大切なものと思っているのに
「捨てられないんだけどどうすれば?」
と聞かれることがあります。

私はこうして最期まで持っておく!
と決めてひとつにまとめていますよ~

********
この中に、20年以上も前に
妹からもらった手紙が入っています。

その手紙の内容によると
どうやら私は妹に対して
「平穏なのが一番の幸せよ」と
たびたび言っていたらしい。

当時の私は結婚して子供ができて
楽しいこともたくさんあったものの、
日記でもつけときゃよかったと思えるほど
珍事件も多かった。

次から次から与えられる人生の課題に
もがいていたんですよね

その言葉を時々思い出していた妹が
ある日たまたま何か?で読んだ文章を
私に知らせようと書いてくれた手紙でした。

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「姉ちゃんへ」から始まるその手紙には
いつか平穏な日々がくると願いながら
どうにか踏ん張っていた私に
少しでも力を注いでくれようとしている言葉が
綴られていました。

ちょっと長い文章なのでギュッとまとめると

波風が立たない無風状態が平穏なのではなく
キツイ状況にも屈しない精神力を持ち
その生き方によって得られた充実こそが平穏


というような内容だったんですね。

あの頃の私がこの文章に対してどう感じたのか?
…ってことは鮮明に思い出せません。

だけど手紙を送ってくれた妹が
普段はあまり干渉しないわりに
気に掛けてくれたことや
頼もしくて心強い味方だという安心感は
覚えているんですよね。

つい先日のこと、
妹が平穏について語っていたもので
「昔そんなこと書いた手紙をもらった」と
伝えたところ
「え?全然覚えてない」

覚えていなくても
妹の中で平穏という言葉の意味はずっと
あたためられていたのだと思います。

普段は意識していなくても
誰かが発した言葉ひとつが
価値観を作り上げるきっかけになることって
ありますよね。

そんな姉思いの妹、最近私の友人に
「姉ちゃんだけは敵に回したらいかん」と
言っていたそうな


今日も見にきてくださってありがとうございます♪

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