今年から取り掛かった実家の台所
この家が建ったのは私が小学5年生の時
食器棚は建て替える前から使っていました
家が建ちしばらくしてからやってきたのが
こちらの収納棚
この台所では一番新しくてきれいなのに
といっても20年以上使っているけど
収納を兼ねたテーブルとスチールラックの
さらに奥に追いやられて
使っている様子はありませんでした
この中、、、見てみます?
扉を開けたらカニ歩きして入り込まないと
モノが取れないほど狭いので
写真を撮るのもこれが限界…
画像では分からないけど
扉を開け閉めすることもないのに
入れたままで使っていないのに
どうしてこうなるの?というくらい
汚れているんです
それはいっそ処分してしまおうか…
なんて思いがよぎってしまったほど
それでもやっぱりこの台所の中では
状態はいい方だし収納量もあるんだし…
と思いなおして拭き掃除しました
どの扉を開けるときも覚悟してるんだけど
やっぱり心が折れそうになる…
って一瞬でも思ったら
友人が言ってくれた
『心は折れるものじゃなくて育むものよ』
を思い出して奮い立たせるのです
幸い私が何か作業をしだしたら
父もやってきて
ゴソゴソと思いついた場所の断捨離を始めます
そのテンポがかなりいいので救われます
母曰く
父はすっかり諦めて生活しているけど
独身の頃は下着にまでアイロンをかけるほど
几帳面な人だったらしい。
このふたつの食器棚から
状態の良いモノ&使い勝手のよさそうなモノ
を選び掃除を済ませた収納棚に移動
こちらの食器棚は空っぽになりました
そして収納棚の方に選んだ食器を並べたら
こんな感じになりました
父が少しずつ減らしてはくれていたけど
私が取り掛かってからでも
1/3くらいになったと思います
とはいえ これからの実家に
この量の食器は正直必要ありません
でも私には一気に判断することができません
陶芸を習いに行くほど
器が大好きだった母が選んでいるだけに
迷ってしまうほど良いものが多いし
手放すことにたいしてだって
いまだにパワーを使います
なので今回は
随分古くて使い道が難しそうな
引出物で頂いたと思われる洋食器を減らし
母が足を運んで選んできたと思われる
和食器をメインに残しました
『ぼちぼちやろう』
この2年ですっかり父と私の口癖になりました
階段を一段一段上がっていくように
母の遺したものへの感情も
時間の経過とともに変化していきます
無理に抗うことなく
心が拒否をしない程度に
『ぼちぼち』と
これが父の様子を見ていて
また私にとって前進しやすい片づけ方
かなりの長期戦ではありますが
こんなことでもなければ関わる時間のなかった
父との距離の取り方でもあるのだと思います
今日も見にきてくださってありがとうございます!
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1月19日に発売になった書籍
『大人の小さなひとり暮らし』のことを
2月4日の読売新聞のくらし面に
掲載していただきました。
たくさんの方に手に取っていただき
たくさんの方から嬉しいお言葉をいただき
自分を認められることがひとつ増えました。
本当にありがとうございます。
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