ブログでこの部屋のことを知り、そして実際に見にきてくださった方には「案外モノはあるんですね!」って言われます。
そうなんです。
大掛かりな断捨離は終えて、ぐるっと見渡した時に「とてもミニマリストとは名乗れないな」と思ったほど、今の私の必要最低限は理想とするイメージを超えています。
でも理想を目指して「減らさなきゃ!」と思うことよりも「要らないものは持ってない」と断言できることの方が私には大事。
そんな私がミニマリストのカテゴリーに居続けたいのは、現在進行形にしろ理想として目指されているにしろ、ミニマリストという言葉に引き寄せられている方々それぞれのミニマリズムに触れることができるからだと思います。
モノの持ち方、人との関わり方、考え方、生き方。
大きなカテゴリーの中でそれぞれの温度差はあるものの、そこにいると安心するような心地よさを感じます。
というわけで今の私は自称シンプリスト。
シンプリストとは?をキナリノさんが分かりやすく表現してくれています。
『簡素で単純・明快。すべてにおいて分かりやすく暮らしやすいこと。』
モノの量ではないんですよね。
そんなキナリノさんの過去の記事を読んでいて見つけた電子書籍の中の一節に
「絶対にしたくないことのリスト」を作るという内容が書かれています。
自分が好きではないものを知ることは、自分を知ることでもある、と。
ちゃんと紙に書き出したわけではなかったけど、私は数年かけてこれをしてきたような気がします。
モノと向き合って『いるか?いらないか?』を考えるよりも先に、私が『したくない』をイメージすることによって、自然と自分軸で判断できていたのかもしれません。
『したくないこと』を省いているのだからそりゃ楽になるはずですよね。
なのでこの部屋に存在するモノは、私の『したいこと』を象徴するものであり、また『生きていく上でやるべきこと』だと覚悟ができたことに対して必要なもの。
ぼーっとしていても情報が入ってくる時代。
これからも気になるコトやモノとの出会いはたくさんあるし、歳を重ねるごとにしたいこと・したくないことも変化していくだろうけど、”振り回される”って感覚にはならない気がしています。
毎日何の変化もない部屋。
平穏な日々に感謝です。
今日も見にきてくださってありがとうございます。
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