先日実家の片付けのことを記事にしたところ、いつもブログを見てくれている方からの声かけで、母の部屋を埋め尽くしていたモノたちを使ってもらえることになりました。
M~♪ありがと~♪

さっそく、昨日社長さんと奥さんと一緒に皆さんで見に来てくださって使ってもらえそうなものたちを選んでいただきました。
その間ずっと母が集めてきたモノたちのことをかわいい♪と喜んでくださったり、私には何をどうするものやらさっぱり分からない道具を母が持っていることにひとしきり感心してくださったり。
今この場に母がいたらさぞ鼻高々で熱弁を奮ってるだろうなぁとその様子を容易にイメージできました。

母がいなくなってこの部屋の片付けを始めてから約1年。
そういえばこの部屋にいて楽しいと感じたことがなかったなぁ…
今思えば重い義務感の鎧を着て作業していたんだなぁ…
それにしてもこの部屋、こんなに面白いものが詰まってたんだなぁ…

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部屋全体に腰高以上のモノを積んでしまっていたのが、、、

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なんと床が広がりました!
部屋の奥まで進むことができるようになりました!

平面には平面の役割があるといいます。
床は歩くところ、テーブルは作業をするところ、食事をするところ、そしてモノは暮らしに潤いを与えてこそ、その存在が活かされる。
床も机も平面という平面を埋め尽くしてしまっている時、私はすっかり思考停止状態でした。
でも床が見えたこの部屋に入りぐるっと見渡した時、今までの気の遠くなるような感覚はもうなくて、次から次へとこの部屋の未来について妄想を繰り広げている私がいました。

皆さんがこの部屋で手を動かしながら言ってくださいました。

「お母さん、ここで過ごすの楽しかったでしょうね~」

母は深夜に仕事を終え、この部屋にこもり、時間を忘れて夜明けまで創作に没頭していたと聞いています。
先日は母の一周忌に来てくれた親戚の姉ちゃんから、「あ、この収納の仕方私が教えてあげたんよ!そっくりそのままマネしてるよー!笑」と思い出話を語ってくれました。

もっともっとやりたいことがあっただろうに。
もっともっとこの部屋で作りたいものがあっただろうに。

この部屋に入るたびに苦しかったけど、皆さんとここで数時間かけて会話をしながら作業をして、その当時の母の思いに触れて、
今は苦しさよりも母の”好き”がこの先どなたかの暮らしの楽しみに繋がることを感じることができ、とてもワクワクしています。

早速持ち帰ってくださったモノたちを使ってディスプレイされた店内の写真が届きました♪

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箱に押し込められていたフェイクグリーンたちがとてもイキイキとして見えます。
あの子たちがこんな素敵な場所で活かされるなんて!

『遺されたモノニモ活きる価値はある!』

窓すら開けられない換気の悪い狭い部屋にも関わらず、モノ選びを楽しんでくださったmononimoの皆さんに心から感謝します。
本当にありがとうございます!

素敵なお店にたくさんの方が訪れてくださいますように!
そしてその先にある暮らしの空間がより豊かで満たされたものになりますように!

次は同じくブログをずっと見てくださっているNさんが、書類や文具の整理用のケースを見に来てくださる予定。
どうかお役に立てるものがありますように!
Nさん、お待ちしてます♪



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